そもそも、口の周りの筋肉が弱くなるのは、食べる時によく噛まないことが原因らしい。
そこで、「あいうべ〜体操」というのを考案した人がいて、これを一日30セットやると、口の周りの筋肉が鍛えられ、口呼吸から鼻呼吸になっていくらしいです。
ある小学校の教室で、全員で「あいうべ〜体操」をしていました。
みんなの風邪が減ってきたと紹介されていました。
でも、学校で全員で、毎日「あ、い、う、べ〜」とやるのは、最初は楽しいかもしれないけど、1日30セットは、結構大変だなと思いました。これ、みんなで大声で歌うのはだめなのかなと思いました。
最近は、あまり硬い食べ物がなくなっているかもしれないと思いました。
するめみたいな噛めば噛むほど味が出るものをおやつみたいに食べればいいんじゃいかなと思いました。
大きな声で歌うのもいいし、大きな声で泣くのもいいし、大きな声で叫ぶのもいいし、都会で暮らしているとそういう機会が少なくなっているのかなとも思いました。
こどもが大きな声で泣いていると、思わず泣き止まそうとしてしまいます。でも、理由がはっきりしているなら、思う存分泣かせるのも大事だと思います。
大きな声で歌うのも大事だと思います。大きな声で叫ぶのも大事だと思います。
都会の幼稚園では、「うるさい」と近所からクレームが来ることがあると何かで聞いて悲しい気持ちになりました。
いっぱい笑ったり、いっぱい泣いたり、いっぱい怒ったり、いっぱい叫んだり、いっぱいはしゃいだり、いっぱい話したりする体験と、柔い食べやすいものばかりじゃない食べ物を考えてあげれば、「あいうべー体操」は必要ないのかもしれません。
そんなことを考えながら仕事をしていたら、NHKのすっぴんというラジオで「歌声喫茶」のコーナーがあり『宇宙戦艦ヤマト』をみんなで大きな声で歌いだし、それに合わせて、私とB子さんも口を大きく開けて、大声で『宇宙戦艦ヤマト』を歌いました。気持ちよかったです。
ちなみに「あいうべ〜体操」は、リウマチや高血圧、睡眠時無呼吸症候群などの治療にもいいそうです。あなどれません。
これからも、食事は、ゆっくりよく噛んで食べて、歌ったり、口をしっかり開けて話したり、そんな生活で健康になってゆこうと思いました。