帰ってきた『さすらいのG』

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     昨夜。9時頃『さすらいのG』の母より「帰ってきました〜〜〜」と電話がありました。

    「石北峠を越え、足が痛くなった」といっていたそうです。
    第2章が始まったとブログに書いて、次の報告が終幕というのはちょっと淋しい気もしますが、それも「さすらい」です。親の気持ちに立てば「ほっと一安心」といったところでしょうか。
    このブログを通して気にかけていただいた皆さんありがとうございました。

    ママチャリで、寝袋とマットとリュックだけを持って釧路に向かったGは無事帰ってきました。
             おめでとう! 
      
        北見方面からは2泊無人駅で野宿をしたそうです

      やっぱ、すごい。私は、今の時代に、こういう若者がいることを嬉しく思います。なんか、勇気ももらいました。

     人生そのものを「さすらい」と考えれば、彼の『第3章』が又始まるわけで、それはママチャリでどこかを目指すことではないだろうかとも思いますが、ガンバレーという感じです。

      なんかそういえば、『東京へ行きたい』みたいなことも言っていたみたいです。でも、方向音痴の彼のことですから、気がついたら『沖縄にいる』みたいなこともあるかとも思いますが、勝手に応援しちゃおうと思っています。

      

     

     


    らいるの連休の予定 & さすらいのG 第2章はじまる

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      らいるの連休の予定
           4/28(木)29(金)30(土)営業します。
           5/5(木)お休みします。
           5/6(金)7(土)営業します。
           つまり、5月5日以外は通常営業です。
                  よろしく



       『さすらいのG』の母より昨日メールがありました。
        「Gは爆睡して、お昼頃起きたそうです。今日はいいお天気で、どこかでホタテを食べたらしく、うまかったと。今日は、足寄へ向かうと言ってました。その後は決めてないって。とても面白いって、旅が。休坂さんにはお世話になりました。紹介してくれて、ありがと-(さすらいのGの母より)」 

       このメールを読みながら、「そうですか、そうですよね。昼まで寝ますよね。そして、ほたてを食べたって。良かった。良かった。えっつ、え、えーっつ。もう旅立つの。もう、第2章の始まりなんだ。すげー。」と思っていた私でした。

       そして、早速又、本日、母からメールがありました。
        
      美幌峠がきつかったー、と電話がありました。足寄をめざす、と言っていた彼は、方向音痴なのです。で、昨夜は弟子屈のふたつ前の無人駅に泊まったそう。美幌でお風呂に入り、北見に向かって走ると言ってました。-(さすらいのGの母より)」

      昨夜泊まった弟子屈の2つ前の無人駅ということは
      標茶駅か茅沼駅か

      そして、最初に言っていた『足寄(あしょろ)』と弟子屈、美幌、北見はほうこうが違います。自転車は、一度道を間違えると、引き返すの大変なのよね。

      『さすらいのG』が道を間違えたのか、途中で気持ちが変わったのかはわかりませんが、

      さすらうGは今後どこへ行く・・・・・・・。北海道はでっかいどー。



        
       


      さすらいのGついに釧路へ

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         昨夜、16:57に、釧路の民宿『休坂』よりメールがありました。  
         
         『さすらいのGクン、雨の中無事到着しましたよ。
          昨日まで駅や公園での野宿だったようで、今日はゆっくり寝てもらいます。
          自分の息子が苦行の旅から帰ってきたような気分です。
          みなさんに無事到着をお知らせください。
        では』
                 休坂HP http://homepage3.nifty.com/yasumizaka/

        4月20日(水)夜6時頃旭川をママチャリで出発、
        4月21日(木)南富良野でパンク 新得泊
        4月22日(金)帯広、浦幌経由
        4月23日(土)夕方、釧路着
           地図で調べると、全工程351kmを、3泊4日で走りきったことになります。
           (途中、南富良野から新得《37キロ》はJR) 

         私も、大学生の頃、自転車で日本中を走り回っていた時があります。
        でも、その時は夏、そして、テントを持っていたので、本当の野宿は、秋田県のどこかの駅で、どうしてもテントが張れず、屋根のあるバス停のコンクリートの上に寝袋で寝ようとした時くらいです。
         寝袋の中で寝ようとしていると、夜12時くらいに突然雨が降り出し、水が流れ込んできたため、結局ベンチに座り途方にくれていた時、高校を卒業したばかりの駅員さんに呼び止められ、自宅に泊めてもらいました。
         「親とケンカしてるから」とこっそり足を忍ばせて、2階の彼の部屋に行きました。そこには、『甲子園の土』があり、「去年、秋田商業で甲子園に出たんだ」と話してくれました。朝、彼の家を出て、自転車に荷物をくくりつけたり、出発の準備をしていると、その彼が「これ、朝飯(あさめし)」と言って、パンを渡してくれたのを覚えています。そして、心が温かくなるのを感じました。 
          その時は、茨城県から旭川まで自転車で帰ってきたのですが、その中での一番の思い出になりました。
         ここまで、書いて気がつきましたが、私は、野宿はしていませんでした

        まぁ、自分のことはどうでもいいのですが、『さすらいのG』君、エライ。
        と思っているとき、本人からブログへコメントがありました。

          『いや‥ちょっと(笑 知らんうちにめっさ書かれてる(・ω・;)
            濡れネズミのごとく釧路に向い、休坂でひき肉カレーを食べました(*′艸`)
            とりあえず今日で第一章が終わり♪まだまだ続く…。 
                                       さすらいのG  』
           休坂では、黒魔術というカレーやさんもやっています
                   休坂酔いどれブログ http://d.hatena.ne.jp/yasumizaka/

        第2章が始まるようです。今後もこのブログで、半世紀を生きたおじさんが、20歳の「さすらいのGのさすらい」を、勝手に追いかけてゆきたいと思います。



        『さすらいのG』余裕で浦幌へ!

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          『さすらいのG』は昨日、「浦幌当たりを走っている」と母よりメールがありました。

           そして、バス停やベンチで野宿をしているそうです。母が「寒くないの」と聞くと、「被災難民をなめちゃいけない」と彼はのたまわったそうです。さらに「ダンボールとかかけてる」と聞くと「新得ではあまり手に入らない。でも、余裕で野宿してる」と言ったとか。

          そうです。彼は、生きていただけではなく、『余裕で野宿』していたのです。
          これには、頭が下がりました。

           初めてのブログの中で、自宅を出発した彼に『さすらいのG』が昨晩旭川の友達のところで1泊して、もう帰ってきちゃった」という母からの電話がないことを願いつつ・・・・・。などと書いてしまった自分の両頬を『さすらいのGに殴ってもらいたい気分です。

           それにしても、母の「ダンボールとかかけてるの」からは、母の子を思う切ない気持ちが伝わり、胸が熱くなりました。

          『さすらいのG』よ。釧路はもうすぐだ。休坂でゆっくり休んでください。
          釧路に着いたという報告を楽しみにしつつ・・・・・。





          『さすらいのG』は生きていた

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              おととい、旭川を旅立った『さすらいのG』は(詳しくは昨日のブログ参照)生きていました。

            『さすらいのG』の母より「生きてたー」と喜びのメールが届きました。

             母のメールによると、昨日は南富良野まで走り、そこでなんと、タイヤが磨り減って穴が開いて(パンクってことだと思う)、地元の人に「新得まで行かないと直せない」と言われ、自転車と一緒にJRに乗って、新得まで言ったそうです。
             そして、「新得で野宿して、明日自転車を直してもらって、帯広に向かう」そうです。

             この報告2点ほど気になる点があります。
             自転車がパンクしたのは、不運としかいいようがありませんが、その後の「自転車と一緒にJRに乗って」という部分は本当でしょうか。乗っていったのはママチャリなので、分解したり、折りたたんだりできないので、そのまま乗ったということは、これは田舎の駅だから可能だったのでしょうか。だとしたら,なんかほのぼのとした気持ちになります。南富良野のJRエライ

             そして、もうひとつ「新得で野宿して・・・・」え、えーっつです。
            下の写真が、今日の朝起きたとき、目に飛び込んできた、らいるからの景色です。


            北海道のは、まだまだこんなことがあります。ちなみに昼には全部解けましたが・・・・。
            『さすらいのG』はまだまだ、試練が続くようです。今後に続く・・・・・。

            昨日、誕生日のお祝いにということで、『ぢま弁』さんが、手作りのお菓子を持ってきてくれました。
            おいしかったです。ありがとう。

            昨日頼んでおいた本が届きました。
            今後、ここに載る写真が『おしゃれ写真』になったら、この本のおかげです。

                                                  

            『さすらいのG』旅に出る

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               人形劇をやっている友人の息子G君が、昨夜旅に出ました。
               
              彼は、私の息子の元気と同い年20歳です。今年仙台の学校を卒業し,いろいろな就職試験を受けたのですが、残念ながら採用にいたらず、とりあえず、旭川に帰ってきました。 先日もG君の母と一緒に『らいる』にご飯を食べに来ました。「震災の時はどうだったの」と聞くと「本当に死ぬかと思いました」と言っていました。ちょうどビルの7階にいた時に揺れだし、窓から外を見て、ビルがくずれたら完全に死ぬと恐怖だったらしいです。その後も、津波の被害などを目の当たりにしたそうです。「これからどうするの」と聞くと、「仙台に居て、北海道のことを自分は何も知らないというのを痛感したので、北海道をしたい。」というので、「それはいいわ。行ったらいいよ」とそんな話をして別れました。  

               そして今日の朝、お母さんとの電話で、彼が旅に出たことを知りました。話を聞いているうちにどんどん驚愕の事実が判明してゆきました。彼は「釧路へ行く」と言って出かけたそうですが、なんと自転車で、それもママチャリに乗って行ったと言うのです。出かける前に、自転車を茶色のペンキで塗り替え、出かけたそうです。

               荷物は、リュックと寝袋と寝袋の下に敷くブルーマットだけ。そのリュックも、母が「買ってやろうか」と言うのを「親に金は出してもらわない」と言って、リサイクルショップで1000円のリュックを買って来たそうです。そして、さらになんと、そのリュックを背負い、ペンキの乾かぬ前のかごに、寝袋を入れ「朝6時に出ようと思っていたのにこんな時間になってしまった」と言いながら、夜の6時に彼は旭川を旅立ったのであります。

                「カンパだよ」とお母さんがテーブルに置いておいた1万円札はそのままテーブルに残されていたそうです。 
               お母さんに電話で「釧路に着いたら、休坂という民宿があるから、そこに行ったら良いと伝えて」言うと、「その前に凍死しなければいいけど」と言っていました。そうです。北海道は春とはいえまだまだ寒い、昨日の夜は特に寒く「冬が戻ってきたようだね」と話をしていたことを思い出しました。
                
               3月の仙台での体験がどのように彼に何かを与え、旅につながったかはわかりませんが、彼のことは『さすらいのG』と呼んで、その動向をここで追ってみたいと思いますので皆さん御注目ください。「『さすらいのG』が昨晩旭川の友達のところで1泊して、もう帰ってきちゃった」という母からの電話がないことを願いつつ・・・・・。

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