3/6  悒椒は原発君』再び  △海譴蓮◆悗垢瓦ぁ戮隼笋六廚Α0讃窯

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      悒椒は原発君』再び
     2011年3月11日の福島の原発事故の後、
    お腹が痛くなった原発君というアニメをインターネットで観て、腹立たしい想いでいっぱいになりました。そして、もし、自分が、今の原発のことを物語りにするとどうなるのかやってみようと思い、『ボクは原発君!』を書きました。
     まもなく、福島の原発事故から2年になります。5章にわたる話ですが、1章づつここで紹介してゆきたいと思います。

    物語 ボクは原発君

     第1章 ボクは生まれた

    ボクの名前は、原発君。気持ちの良い風が吹く木々に囲まれた、海沿いの静かな町で僕は生まれたんだ。

     最初は、なんのために」ここに生まれたのか良くわからなかった。僕の初めての友達、渡り鳥のピー君が、「ここは、いったいどうなったんだい。君はいったい何者だい」と声をかけてくれた時も「電気ってものを作るみたいだよ」としか言えなかった。 

     しばらくすると、僕の体から、パイプやら配管やらいろんなものがいっぱい作られていって、隣に立っていたタービン建屋君とつながったんだ。「よろしくね」って言われて、一緒に働く仲間なんだってわかった。ボクの運転のスイッチが始めて押される時は、そこで働くおじさんたちも、町の人達も、そしてボクも嬉しくって興奮したよ。スイッチが押された後、僕のおなかの中は、どんどん熱くなった。びっくりしたよ。そして、ボクが熱を出すと、隣のタービン建屋君のタービンがぐんぐん回りだしたんだ。「こうやって電気ができるんだって」自分のことながら感心したよ。みんなが大きな拍手をしながら喜んだんだ。

     

    「原発君が作った電気は、遠くにいる何千万人という人達の生活を支えるために使われるんだ。」と聞いた時には嬉しくなった。「よーし、頑張るぞ」って、体の中から、それこそ本当に力が沸いてきた。僕がここに来てから、この町もどんどん変わっていった。町の人達はすごく喜んでくれた。「働く場所ができた」「これから豊かになるぞ」って、みんなが言ってた。  しばらくぶりにやってきたピー君もびっくりして、言ってたんだ。「どうしたんだい、この町は。立派な建物も増えたし、道路もきれいになったし、人もいっぱいいるよ」僕は、それが全部自分のおかげだって知ってたから、ますます嬉しくなって、「すごいだろ。へっ、へっ、へ」って、笑ってたんだ。

     

     でもね。僕の周りには、嫌なことをいう人達もいた。「僕が電気を作ると、お腹の中に変なものができて、爆発したりして、出てきたら怖い」って言うんだ。「すごい、失礼だな」って思った。みんなが使う電気を作るために頑張ってたんだもん。

    でも、あんまり言われるから、ちょっと心配にもなってきた。僕は、時々、体の中を調べてもらうことになってるんだけど、思い切って、仕事をしているおじさんに大丈夫か聞いてみた。すると「こんなにしっかり調べているから、君がおかしくなることや、お腹の中のものが出てくるようなことなんて絶対無いから大丈夫。」って言ってくれた。それを聞いて、安心した。そして、「よし、それじゃ、お腹の中のものは絶対出さないように、僕も頑張ろう。嫌なことを言うやつらを見返してやるんだって」決心したんだ。

     

     それからは本当に頑張った。体が変にならないように。変になってもすぐ直すように。地震で揺れても全然平気だった。「僕は、怖くなんかない。壊れたりしない。地震や台風だって、全然へっちゃらさ
     自分でそう思えちゃったら、不思議なもので、おなかなかのことはすっかり忘れて、何も怖いものがなくなってきたんだ。たくさんの人達が、僕を見学するためにやってきた。「原発君は、お金がかからないし、とてもクリーンで、安全なんだよってくり返し説明されてるのを聞いて、誇らしかったし、嬉しかった。そして、いつのまにか、嫌なことを言う人達もどんどん少なくなっていったんだ。今思うと、この時代が、僕にとって一番いい時代だったのかなって、思うんだ

              

                           明日 第二章につづく



    △海譴蓮◆悗垢瓦ぁ戮隼笋六廚Α0讃窯

     鷹栖に愛讃窯があります。いつもブログを見ていて、窯焚きが始まったのは知っていたので、見に行きました。煙突から煙が出ています。

    P1160940.jpg


    P1160941.jpg裏に回ってみると・・・、ここが窯です。

    なんと、ビニールハウスです。このハウスの骨は、工房ぞうさんが、以前、倉庫代わりにビニールハウスを使っていた時のものです。愛讃窯の松岡のぶ君とかおりちゃんは、彼らが鷹栖に来た時からの友達です。買おうと思えば、手に入らないものはほぼないような時代で、彼らは常に自分の力でなんとかしようとします。ハウスの支柱も。雪でつぶれて、曲がったりもしていましたが、役に立つならと思い、持って行っP1160942.jpgてもらいました。中には薪が山積みになっています。そして、ハウスの真ん中には、土を積み上げて作った自作の窯があります。

     P1160952.jpg


    この窯は、9号目です。ということは・・・、そうです。今まで、同じように窯を作って、壊して、又、積み上げて改良に改良を重ね、9個目の窯になるのです。「お金がないから、自分で作るしかないんです」とのぶくんは言いますが、それだけではこんなことはできません。

    P1160948.jpg さっそく、現在の状況を説明してもらいました。

     P1160943.jpg

    手作りのフタの中を開けると、中は、真っ赤に燃え上がっています。

     P1160944.jpg

    中に器などがあるのが写っているのがわかるでしょうか。きれいな真っ赤になっています。

    写真の腕がないのが悔やまれます。

     P1160950.jpg

    「おとさん、薪入れてみますか」と言われ、薪を入れさせてもらいました。その後、何故か、自然と手を合わせている自分が居ました。

    煙突の下に、火の引きを調整するダンパーがあるので、見せてもらいました。 こっちの炎もきれいです。

    見上げると、のぶくんが作った煙突があります。それも、普通の煙突を本数を重ね合わせて作ったものです。

    P1160953.jpg P1160956.jpg

    P1160959.jpg 最初に、煙突の引きが悪く、一番上の煙突は継ぎ足したものだそうです。良く、あの高さに登って、付け足せるものだと感心しました。

     私は、のぶくんを見てると、本当に『すごい』と思います。常に何かを学びながら、作り続けているその姿を『すごい』と思います。日本中、いろんな窯があると思いますが、こんな窯は絶対無いのではないかと思います。私は、彼らに出会えて幸せです。今後もワクワクさせてください。

    ちなみに、窯焚きは、『最後の薪を投入して満足がいき、焚き口を閉じて3月4日19時24分に窯焚きを終了した』そうです。『窯焚きに掛けた時間は89時間』だったそうです。

    詳しい様子は、是非、『愛讃窯のじょんならんわ』ブログを見てください。


    コメント
    嬉しい文章ありがとうございます。

    鷹栖に来る前から音次郎さん家の近くで、土を調べに採取したりしてて、知り合う前から気になるお家だったのですが
    まさかこんな付き合いになるなんて、その頃は思いもしませんでした

    頂いたハウスの骨組み未だに雪に折れる事も無く健在です

    当時、人に甘える事を変に拒み続けていた僕を変えてくれた音次郎一家の方々には感謝しきれない思いが有り
    日々楽しく生きる事をじょんならん(とんでもない)程学ばさせて頂いてます

    窯焚き中、差し入れありがとうございました

    また遊びに行きます。
    • のぶ
    • 2013/03/07 12:09 AM
    愛讃釜さんのブログ見ました。旭川おそるべし。すごい男がいるもんだ。申しわけないがこのブログ、「お気に入り」に登録させていただきました。
    • 郡山の酔っ払いおやじ
    • 2013/03/08 3:37 PM
    上のコメントで「釜」を「窯」、「旭川」を「鷹栖」に訂正お願いいたします。
    • 郡山の酔っ払いおやじ
    • 2013/03/08 6:05 PM
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