こんな時間がいいよね
ぴっぱら通信NO340より転載
こんな時間がいいよね
なっつ記
こんな時間がいいよね
なっつ記
雪が降り始めてからか…降り出すのが早かったからか…なんだか体が日ごとに鉛のように重くなる。それはこどもたちには関係ないようで同じような。雪まみれになって工作場のストーブの前に行く。kがストーブの前にいる。なにしてるんだろう、寒すぎて暖まってるのかな。なんとなく工作場で折り紙がしたくなった。いすに腰を下ろし、なっつ折り紙しよ〜っと、kちゃんはなにかしたいことないの〜と聞いてみた。「kちゃんはボーっとしたい。」そっか〜それもいいね〜ボーっとしたいのか〜と言いながらそばで折り紙をはじめた。kはストーブの前で暖をとったり、机をリズミカルにたたいたり。すると「なにしてんの〜、Eもやりた〜い」ほどなく「Mもやりた〜い」とEやMがやってきた。もくもくと折り紙をやりだす。カメラや兜、やっこさんを作る。「kちゃんヨット作ったよ!」と笑いながら見せてくれた。あら、いつの間に。なんだかほわっとした温かい気持ちでいっぱいの時間だった。 ...
ボーっとしたいっていいな〜素敵だな〜。kからこれがしたいとちゃんと聞けたのは初めてなようで嬉しかった。その空間をともにしたいと思う仲間がどんどん増えていくあの感じもわたしは好きなんだろうなぁ。今日は「なんかいやなんだよな〜車で酔っちゃったのかな〜なんだかな〜手足が冷たいんだよ〜」と言うE。小屋で暖まりたい、外行きたい、丘の上でごろんとしたい、Eをおんぶして小屋と田んぼを行ったり来たり。結局丘の上でふたり雪を枕にごろんとしばらく寝そべった。「疲れた〜疲れた〜登るのが疲れる〜」それで疲れているのか〜なっつも疲れた〜「もしかしたら今日じュんきがいないからかもしれない…!う〜〜…」そこか!たしかにいないのは寂しいね〜と時々顔に落ちてくる小雨の下であれこれたくさん話した。こんな時間があってもいいよね。この頃はこどもたちのふとした表情や気持ちに触れることが増えた。その全てに気づくことは難しいけれど、日々を過ごしていく中で、こどもたちの中にぴっぱらってなんか居心地いいなと安心していられるように、できるかぎりの気持ちや仕草、声を逃さないようにしたい。
ボーっとしたいっていいな〜素敵だな〜。kからこれがしたいとちゃんと聞けたのは初めてなようで嬉しかった。その空間をともにしたいと思う仲間がどんどん増えていくあの感じもわたしは好きなんだろうなぁ。今日は「なんかいやなんだよな〜車で酔っちゃったのかな〜なんだかな〜手足が冷たいんだよ〜」と言うE。小屋で暖まりたい、外行きたい、丘の上でごろんとしたい、Eをおんぶして小屋と田んぼを行ったり来たり。結局丘の上でふたり雪を枕にごろんとしばらく寝そべった。「疲れた〜疲れた〜登るのが疲れる〜」それで疲れているのか〜なっつも疲れた〜「もしかしたら今日じュんきがいないからかもしれない…!う〜〜…」そこか!たしかにいないのは寂しいね〜と時々顔に落ちてくる小雨の下であれこれたくさん話した。こんな時間があってもいいよね。この頃はこどもたちのふとした表情や気持ちに触れることが増えた。その全てに気づくことは難しいけれど、日々を過ごしていく中で、こどもたちの中にぴっぱらってなんか居心地いいなと安心していられるように、できるかぎりの気持ちや仕草、声を逃さないようにしたい。
- 2016.12.07 Wednesday
- もりのよちえん ぴっぱら
- 13:14
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