小学生ぴっぱら通信101号より転載

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    小学生ぴっぱら通信101号より転載

     

    インドア じュんき記

    曇り時々雪。あいにくのお天気で、ぴっぱら小屋からまったく出ようとしない仲良し4人組。かな、ゆう、ふうこにゆりの。僕がどう誘っても「寒いからイヤ」の一点張りで、小屋にこもったまま、4人は畳の上で毛布にくるまり、楽しそうにおしゃべりばかりをしている。もっと外に出てあそべばいいのに… はたから見ていて、ついそんなことを言いたくなったりもする。

     しかしどうだ、よく見ていると、4人のおしゃべりときたら本当に楽しそうで、なんだか“いい時間”を過ごしているのだ。学校で流行っているという手遊びが白熱しだし、いつの間にか「ジュンキ、ジュンキ、ジュンキッキィ〜」となにやら不思議な旋律の名曲が作詞作曲され、そのうちにありあわせの段ボールとガムテープをつかったホッケー大会が爆裂する。といった具合に、あの狭い畳の空間で、彼女たちならではの世界が次から次へと展開されていくのだ。これはむしろすごいことだぞ。僕にはとても思いつかない遊びばかりなもんで、いやはや頭が下がった。インドア尽くしではあったが、これもぴっぱらだからこそできる楽しみ方のひとつなのだろう。いや待てよ、そもそもあの小屋を「インドア」と呼んでしまっていいものか。(笑)

     それはさておき、自分たちのための2泊3日を、自分たちなりに満喫して帰っていく姿がとてもあっぱれで、僕も嬉しかった。

     

    かまくらで カワゴン記

    氷点下12℃の中そうたと2人かまくらで寝る。サラサラした雪は山をつくることには苦労させられたがサクサクと穴が掘れた。そうたが立ち上がれて、大人と子どもが2人で横になれるほどの大きさのかまくらをつくった。かまくらは大きすぎても寒い。

       そうたは風向きを考え、入り口の場所を掘り、穴の中にはランタンを置く台が出来ていた。黙々と掘っているようでいて随所にみられる工夫が面白い。

     銀マットの上に寝袋を敷き、湯たんぽを忍ばせて眠る。1日中かまくらを作っていた疲れで僕もそうたも朝の7:00までぐっすり眠ることができた。

     なぜかまくらに泊まるのか?。そこにはできるか?できないか?やってみないとわからないことに挑戦する楽しさがある。そしてかまくらの中で朝を迎えるとどこか誇らしい気持ちになる。男のロマンというやつかもしれない。来年もきっと挑戦するのだろう。

     

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