雑草と土と野菜と子育てと
親子ぴっぱらぴっぴ通信NO34から転載
雑草と土と野菜と子育てと
めい記
みんなでじゃがいもと大豆を植えました。ぴっぱらでは、“自然農”の考え方を取り入れて、野菜を育てています。“自然農”は雑草の力を借り、野菜の力を生かして育てる方法です。雑草の根は土を耕してくれ、土の中の微生物を育ててくれるので、野菜に日光が当たるよう、野菜の高さに合わせて刈り、そこに敷くという方法をとります。
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草を敷くことで、その下にミミズや微生物が育ち、病原菌や害虫がはびこりにくくなり、地中に水や温かさを蓄えてくれるマルチの代わり(よく畑に黒いビニール等を敷いているのをみたことがありませんか?それのことです!)にもなります。そしてその草はそのまま土に還るのです。また、今回じゃがいもを大豆と一緒に植えたように野菜の特徴を生かし、混植することで互いに虫避けになったり、栄養素を分かち合うようになるというのです。
私も自然農を知るまでは、雑草は野菜が育つのに邪魔なものだと思っていました。しかし、まさかこんな役割を持っていたなんて!!となんだか雑草さんに謝りたい気持ちになります。そして、雑草や野菜達が“本来持っている力”を生かして育てていくことは、手間暇はかかるけれど、とても気持ちがよく、雑草や野菜の力をそのまんまもらった気持ちになります。“手間暇かけること”、目の前にあるものの“本来持っている力”に目を向けること、大切にしていきたいなと思います。そして、それは、子どもと向き合う感覚となんだか似ているなぁと思うのです。
今回みんなで植えたじゃがいも達が、どんな風に育っていくのか、楽しみです。ぴっぴは月に2回なので、なかなか畑にみんなで行こうということは少ないのですが、朝や帰りにチラッと様子をみてあげてくれると嬉しいです♪ついでに草を、プチっとちぎってそこに敷いてあげてください。それは土の栄養になって、また返ってくるからねっ♪
- 2017.06.13 Tuesday
- もりのよちえん ぴっぱら
- 08:13
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- by もりのようちえん ぴっぱら・工房ぞうさん
おひさ
知ってた?
今度の日曜、仙台に観に行くんだー(^^♪
近いうちに遊びに行ってもいいかな?
(笑)