10/2 裁判 完全勝訴 おめでとう

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    10/2  裁判 完全勝訴 おめでとう

     
    元旭川市議の村岡篤子さんの裁判の判決の言い渡しが、今日の13:20に旭川地方裁判所で行われました。女の人二人と、男の人一人の三人の裁判官が、法廷に登場し、「原告の訴えを全て棄却する。裁判費用は全て原告が負担する」と延べ、これで、完全勝訴が確定しました。

    といっても、なんのことかわからない人も多くいると思いますので、ちょっと説明します。

    村岡さんは、旭川市議をやっていたとき、学校でのフッ素集団洗口の問題性を訴えていました。そして、「歯医者さんと、その家族はフッ素洗口をしているのだろうか?」という疑問を持ち、歯科医師に電話で確認したところ15人の医師が「していない」と回答したため、「歯科医自身と家族ですらやっていないフッ素洗口を何故、集団で、学校でしなければいけないのか。それは無責任だ」という趣旨のことを市議会で発言したところ、旭川歯科医師会がそのことを「名誉棄損だ」として訴え、裁判で争われていました。

    そして、その判決が今日言い渡され、原告の全ての訴えが棄却され「完全勝訴」という判決が出たのです。

    そんな裁判に引きずりこまれた村岡さんのつらい状況を見聞きしていたので、今日は朝からそわそわしてしまい、仕事をしていても気になってしょうがなくなり、判決の言い渡しに合わせて、裁判所に向かい、その判決に立ち会うことができました。

    フッ素の集団洗口の話を最初に聞いた時に私も「フッ素洗口が、虫歯予防にそんなに効果があるなら、歯医者さんはやっているんだろうか?」と感じていました。歯医者さんだけじゃなく、私の周りでフッ素洗口」をやっている人をみたことがなかったし、「本当に効果があるなら、家庭でみんながやるはず」と思うのは、本当に自然なことだと思います。「学校」で「集団」でやるとより、効果があるという話も聞いたことがないし、村岡さんがそれを疑問に思うことはごく自然なことで、それを実際に調べたと言うのは、旭川市議として、本当にまっとうなことであると思いました。

    ましてや、驚いたことに、裁判の過程で旭川歯科医師会会長は「歯科医とその家族はフッ素洗口をしていない」ことを認めたのです。

     日弁連が、さまざまな問題点が認められるとして、「フッ素の集団洗口・塗布の中止を求める意見書」を出していると聞いていましたので、 村岡さんが、フッ素に関わって、裁判をしていると初めて聞いた時には、村岡さんが、「その違法性」を訴えた裁判なのかと思いました。

     だから、旭川歯科医師会が、村岡さんを訴えていると聞いたときには、本当に我が耳を疑いました。

    村岡さんの行為が、発言が『名誉毀損』となるのなら、それは市議達の多くの調査権、発言権を大きく制限することになります。ましてや、村岡さんは、私利私欲ではなく『子供たちの健康』を真剣に考え、活動発言をしているのです。

    この裁判の結果は、本当に当然のことと思います。が、「当然のこと」と、実感できれば出来るほど、何故、旭川歯科医師会が、こんな無謀とも言える裁判を起こしたのか、悲しくなります。

    この裁判は、村岡さんにとって、精神的にも体力的にもかなりの負担を強いるものとなりました。

    歯科医師会という資金も、力も持っている組織が、こういう形で個人を訴えることで、個人の活動を制限する方向に持って行こうとしたことが本当に腹立たしく感じます。

    この裁判のために『村岡さんを支える会』が作られました。今回の勝訴は、普通の市民が、普通の感覚で、普通に動き、村岡さんを支える中で勝ち取ったものという意味で、大きなものであったと感じます。

    歯科医師会に訴えられるという不当な裁判を背負いながら、『フッ素の集団洗口』の問題点をいち早く取り上げ、理解者の少ない中で必死に声を上げ、こうして活動を広めてきた村岡さんに本当に頭が下がります。

    でも、実は、多くの人たちは、こんなことが起こっていたなんて、全く知りません。それもとても悔しいことです。なので、とりあえず、今日の判決が終わった後の記念写真をもう1枚紹介します。



    大きな権力が、様々な想いを無視して、いろんな理不尽なことが起こる今のこの状況の中、全ての心が晴れるような気持ちになることはなかなかありませんが、今日は、『快晴』を喜びたいと思います。
    裁判所から工房に戻る車の中から写真を撮りました。
    こちらも2枚も紹介します。




    コメント
    ,い弔癲▲侫蛋農口のことを掲載していただきありがとうございました。

    この裁判で闘う村岡さんを支援しようと「集団フッ素洗口に反対し、村岡あつ子さんの裁判を支える会」というものが1年8ヵ月前に結成されました。おとじろうさんがコメントされているように、「普通の」お父さん、お母さん、オジサン、オバサンの組織でした。私は手話通訳士ですが、通訳でしか裁判所に行ったことがなかった私が、何しろこの会の事務局長なのですから・・・もっと正直に告白すれば私はこの組織が結成されるまでフッ素の「フ」の字も知りませんでした。つまり、私も多くの一般市民と同じだったのです。

    裁判闘争はそんな甘いものではない、素人集団で大丈夫なのか?という声も組織のプロや、活動のプロや、政治のプロと言われる人たちから聞こえていたのですが、いいじゃん、素人で!と、なかば開き直りみたいな心境でこの裁判支援に取り組んできました。

    それが良かったのかどうかはわかりませんが・・・

    さて、この訴訟は村岡さんが市議会議員時代に行った歯科医師へのフッ素洗口に関する調査を「虚偽」であるとして、旭川歯科医師会が名誉毀損を起こしたものですが、初めからあまりに無理のある訴訟だと考えていましたので、判決は当然の結果と受け止めています。

    特に、訴訟から1年2ヵ月経った今年の5月15日に行われた証人尋問で、旭川歯科医師会の会長は、歯科医師・家族はフッ素洗口をしていないことを初めて認めました。これは村岡さんの調査結果と、事実は一致することを認めたことになります。つまり、村岡さんの調査は「虚偽」だが、実際に調査したなら結果は同じである、ということになります。これは極めて理解のしづらい論理だと思いますし、なぜそんな大事なことを裁判が始まって1年以上も明かさずにいたのか、理解できませんでした。

    歯科医師・家族がフッ素洗口をしていない理由について歯科医師会の会長は、歯科医師・家族はフッ素塗布をするとか、大人ではフッ素洗口は効き目が薄いなどと述べていますが、そうだとしたら「村岡さんの言う歯科医師・家族はフッ素洗口をしていないというのは事実だが、それには理由がある」と歯科医師会のブログに掲載するとか、新聞等に主張を掲載するとか、歯科医師会はいろいろな手段を持っているわけですから、訴訟など起こさず、きちんと村岡さんに反論すれば良かったはずです。歯科医師・家族はフッ素洗口をしていないというのは事実なのですから、このような訴訟を起こしてまで調査の有無を争わなければならい理由がどこにあるのか、この点も理解できませんでした。

    そのため、こうした不可解な訴訟の要因として私たちが受け止めていたのは、以前から旭川市は旭川歯科医師会の求めに応じるように子どもたちへのフッ素洗口を推進してきましたし、また現在、小学校において集団でのフッ素洗口の実施を進めようとしています。そうした流れの中で行われた今回の訴訟は、単に村岡さん個人の問題ではなく、集団フッ素洗口等へ疑問を投げかけるすべての研究者、歯科医師、保護者、市民に対する推進派からの圧力行為と受け止めることができると思います。

    実際に裁判闘争のために村岡さんが時間的も、精神的にも、追いつめられたことは事実です。この事実からも、このような訴訟は言論の自由への重大な挑戦だと受け止めざるを得ませんでした。
    • 蒔田
    • 2012/10/03 10:17 AM
    旭川歯科医師会は、この判決を真摯に受け止め、どうしてこのような疑問の多い訴訟を起こしてしまったのか、自分たちが推進するフッ素洗口に対し、反対の立場をとる者の言論を止めてしまうような行為に及んだのか、旭川歯科医師会と言う伝統も、社会的責任もある組織が、その信用を著しく傷つけるような、このような行為に至ったのか、そもそもこの訴訟は歯科医師会の総意で行われたのかどうかなど、ぜひ、内部で調査、検討し、責任を明確にし、社会的信頼を再び取り戻すような組織に変わっていくことを願っています。
     
    また、旭川市に対しては、このような強引とも言える手段を取る推進派組織から言われるがままに、なし崩し的に、集団フッ素洗口を実施することへの見直を求めたいと思います。

    集団フッ素洗口実施についての保護者説明会で、市の担当者は、安全性は科学的に肯定されていると述べ、しかも、フッ素液は安全ゆえに子どもが誤飲しても保護者に連絡はしないとまで述べたと、参加した保護者は怒りを持って私たちに知らせてくれました。

    これが本当であるならば、まったく推進派の主張、そのままの説明がなされていることになりますが、安全性、効果性を否定的に考える研究者や歯科医師は、この裁判の陳述書を提出した清水歯科医師はじめ、国内外にたくさんいます。なぜ、その意見には耳を傾けようとしないのでしょうか。そして、実際に集団でのフッ素洗口を実施している数は全体の6%と、未だに全国の多くの地域では実施されていないのです。その理由のひとつには安全性に賛否があるようなものを、何故学校で、集団で行わなければならないのかという、まったく当然な疑問があることを、旭川市として、きちんと受け止めるべきですし、集団フッ素洗口は希望制なのだと言うのなら、否定的な意見にも耳を傾け、それをきちんと保護者に説明すべきです。

    そもそも、むし歯はこのような賛否のある薬物使用やリスクを背負って取り組まなければ予防できないものなのでしょうか。フッ素洗口をすれば虫歯にならないのでしょうか。もっと誰もが受け入れることのできる、継続的で、効果的な方法を歯科医師や歯科行政の担当者は持っていないのでしょうか。

    劇薬であるフッ化ナトリウムを、しかも、旭川においては、人体に使用することを前提としていない、製造元も人体使用した場合は責任を取れないと言っているような、工業用の試薬を希釈し、医療従事者もいない中で、集団で、学校で、薬物の影響の大きい、成長途上にある子どもたちにうがいさせることが、いかに行き過ぎた行為であるのかを歯科行政に携わる方々は、この判決を機に、これまでの取り組みを見直し、直ちに集団フッ素洗口を中止することを求めたいと思います。

    そんなわけで、活動はこれからも続いていきますので、引き続き、ご支援をお願いいたします。
    • 蒔田
    • 2012/10/03 10:18 AM
    おとじろうさん、まきたさん ありがとうございます。
    一日経ってもまだ勝訴の実感がわきません。手帳を見て次回の法廷の日時を確認するくせが残っています。
    この1年8カ月、裁判という枠のなかで日々を送り、多くの事をあきらめ、拘束されてきました。

    人の目が異常に気になり、声をかけられないよう、下を向く事にも慣れてしまい、本来の私がどこにも存在していなかった月日でした。

    判決の日を早く迎えたい。反面、判決の結果が出るのが怖くていつまでも書面取り交わしのままでいたい。そんな矛盾の中で悶々としていました。

    でも、もう好きな事が出来る。フッ素洗口の運動も手足をのばして思い切りできる。自由ってこういうことなのでしょうか?

    おおくの皆さんに支えられてこの日を向かる事ができたことに深く感謝致します。

    ありがとうございました。そしてこれからも宜しくお願い致します。
    フッ素問題の正念場はこれからです。
    • 村岡篤子
    • 2012/10/03 5:10 PM
    こんにちは。私は村岡さんを応援していた某歯科医師です。絶対に勝つと確信していましたが、結果にホッとしています。
    蒔田さんが的確なコメントを書いてくれたので、私からはあまり書くことありませんが、少しだけ書きたいと思います。
    結局この裁判は、反フッ素運動に対する嫌がらせだと思いますが、かえって旭川での反フッ素運動が盛んになり、歯科医師会にとっては逆効果になったと思います。
    裁判ではいろいろ驚いたことがありました。
    歯科医師会の争点がはっきりしないのは理解できませんでした。いや、理解できます。つまり、本当は名誉棄損にならなのに、なんでもいいから適当に理由付けて訴えようというだけの、いい加減な提訴ということです。
    だから、相手弁護士も頼りなく、こちらが気の毒に思うくらいでした。
    もっとも驚いたのは、歯科医師会長が「歯科医師の家庭では洗口していない」と正直に答えたことです。
    そう言ったら裁判に不利になるとわからないとは、(敵ながら)お気の毒に思いました。
    つまり、歯科医師会内部の一部の狂信的フッ素推進論者にそそのかされて歯科医師会が動いただけで、歯科医師会長は裁判の内容を良く把握してない、お殿様だったということでしょう。
    もしも事前に「歯科医師の家庭で洗口していますか?」の質問をされることがわかっていたなら、原告の中心人物が「イエス」と答えるよう打ち合わせをしたでしょう。
    こんな簡単にぼろが出る、あまりにお粗末な裁判でした。
    こんな馬鹿馬鹿しい裁判に翻弄された村岡さんは、本当に気の毒です。
    • かもめ
    • 2012/10/05 2:14 PM
    おとじろうさん
     小生は福岡市のまったん、九州大学歯学部OBです☄
     村上裁判は当人と北教組を通じて承知、取敢えず”全面”勝訴で良かったです☀
     控訴2審が無くもないので、歯会を潰して下さい☠
     近々旭川に伺う積りです✈

    • 松田政登
    • 2012/10/06 11:23 PM
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