「愛を蓄えて」

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    乳児ぴっぱら通信26号より転載
    「愛を蓄えて」
    めい記
    ともしが1才になり、急に歩けるようになった。そして、気付けば一人で車のおもちゃで遊んでいたり、私の真似してほうきで遊んでいたり。私が家を掃除している間もあっちへ行ったりこっちへ行ったりしながら、一人で過ごしている彼。「あれ!?私ともしといながらこんなに片づけ出来ちゃった!?」となんだか変な違和感も感じつつ、彼の成長を嬉しく感じました。気付けばあっという間だったな〜。自分の時間が無くなったことに、不自由を感じたりしていた私ですが、こんなことならもっと可愛がってあげればよかったな〜と思う今日この頃。
     彼が産まれて1年。ただただ泣き・おっぱいを飲み・おしっこウンチをし・寝て、何をするにも誰かの助けのもとで生きてきた彼。最近、私の傍から離れ、自分の世界を広げては、また私の所へ戻ってくる。そして私の存在を確認すると、またすたすたと遊びに行く。そんな彼を見ていると、あの片時も離れたくないという時間は、「ぼくは愛されている」という安心感をぐっとぐっと溜め込む時間だったのかな〜と今になれば思うのです。...そして、それは人が生きていく上で、一番大切なものを蓄えている時間なのではないのかと。きっとこれから、どんどん自分の世界を広げて、一歩づつ、ゆっくりと私から離れていく彼に私ができることは、今この彼との時間を目いっぱい楽しんで、一杯愛してあげることなんだな。と思うのです。
     乳児ぴっぱらの子ども達も幼稚園に行き出した子や、後数カ月で幼稚園に行き出す子たちがいます。みんなお母さんの愛をいっぱい蓄えて、大きくなり、少しづつ、お母さんから巣立っていくんだなと思うと、お母さんという存在は偉大だなと思うのです。そして、そんな愛おしく、大事な時間をぴっぱらで一緒に過ごせるということを、あらためて嬉しく思います。月に2回の乳児ぴっぱらですが、ぴっぱらで、お母さんだけじゃない大人の愛もいっぱい蓄えてくれたらなと思うし、お母さん達も、子どもとの楽しい時間をいっぱい作ってもらえたらと思います。残り3か月、まだまだいっぱい遊びましょうね‼

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    こんな時間がいいよね

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      ぴっぱら通信NO340より転載
      こんな時間がいいよね
      なっつ記
      雪が降り始めてからか…降り出すのが早かったからか…なんだか体が日ごとに鉛のように重くなる。それはこどもたちには関係ないようで同じような。雪まみれになって工作場のストーブの前に行く。kがストーブの前にいる。なにしてるんだろう、寒すぎて暖まってるのかな。なんとなく工作場で折り紙がしたくなった。いすに腰を下ろし、なっつ折り紙しよ〜っと、kちゃんはなにかしたいことないの〜と聞いてみた。「kちゃんはボーっとしたい。」そっか〜それもいいね〜ボーっとしたいのか〜と言いながらそばで折り紙をはじめた。kはストーブの前で暖をとったり、机をリズミカルにたたいたり。すると「なにしてんの〜、Eもやりた〜い」ほどなく「Mもやりた〜い」とEやMがやってきた。もくもくと折り紙をやりだす。カメラや兜、やっこさんを作る。「kちゃんヨット作ったよ!」と笑いながら見せてくれた。あら、いつの間に。なんだかほわっとした温かい気持ちでいっぱいの時間だった。 ...
      ボーっとしたいっていいな〜素敵だな〜。kからこれがしたいとちゃんと聞けたのは初めてなようで嬉しかった。その空間をともにしたいと思う仲間がどんどん増えていくあの感じもわたしは好きなんだろうなぁ。今日は「なんかいやなんだよな〜車で酔っちゃったのかな〜なんだかな〜手足が冷たいんだよ〜」と言うE。小屋で暖まりたい、外行きたい、丘の上でごろんとしたい、Eをおんぶして小屋と田んぼを行ったり来たり。結局丘の上でふたり雪を枕にごろんとしばらく寝そべった。「疲れた〜疲れた〜登るのが疲れる〜」それで疲れているのか〜なっつも疲れた〜「もしかしたら今日じュんきがいないからかもしれない…!う〜〜…」そこか!たしかにいないのは寂しいね〜と時々顔に落ちてくる小雨の下であれこれたくさん話した。こんな時間があってもいいよね。この頃はこどもたちのふとした表情や気持ちに触れることが増えた。その全てに気づくことは難しいけれど、日々を過ごしていく中で、こどもたちの中にぴっぱらってなんか居心地いいなと安心していられるように、できるかぎりの気持ちや仕草、声を逃さないようにしたい。
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      時間を忘れて遊ぶ時間

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        小学生ぴっぱら通信99号から転載
        カワゴン記
        時間を忘れて遊ぶ時間
        朝のミーティングの時間。「高学年になると6時間授業が多い。」「すぐ暗くなってしまうし、学校では16時までに家に帰るように言われるので外で遊べない。」そんなことを話してくれる子どもが多かった。そんな毎日があるからこそ、今日は思いっきり遊ぼう!!そんな雰囲気で朝のミーティングを終え、雪の積もったパレットヒルズへみんなで行った。
         ソリを引きづり、30分ほど歩く。青空とどこまでも続きそうな雪原。遠くに見える白樺も雪から生えた大きい草のようにも見える。北海道の冬は美しい。...

         小高い丘の上ではソリの初滑り。いつの間にかはじまり、おわっては、またはじまる雪合戦。『よーいどん!!』の掛け声に、全力で丘を駆け下りる子どもたち。崖から積もった雪へのジャンプも面白い。丘の下の方では女の子が雪だるまを作っていた。
         途中お腹が空いたり、小屋で編み物がしたくなった子どもは早めに小屋に戻ったが、14時まで青空の下そんな時間が続いていた。
         時間も忘れて夢中になって遊べる時間が子どもたちにたくさんあればいいと思う。その時間を子どもから奪うことは、時間だけじゃないもっともっと大切な何かを子ども達から奪っているんだと思う。
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        ぴっぱら通信NO399から転載

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          1. 「ゆったりした食卓」
            じゅんき記
             ゆっくり味わって、ごはんをいただきたい。落ち着いて食べることのできる食卓に配慮したい。日ごろからずっと気になってはいたのだけれど、このまえ徳島のトエックで3泊4日を過ごしながら、ゆったりした食卓の空気に包まれ、改めてそう思った。我が家に戻ってから、さっそく食生活を省みた。いつもばたばたと掻き込んで間に合わせていた朝食を、ちゃんと一手間かけて、家族三人で座って食べる。食べることに、十分な時間をとる。お、なんかいいかんじかも!それが心安らぐひとときとなり、一日を豊かにしてくれるかのようだった。当たり前のようで、ずいぶん長いあいだ忘れていたんだなあ。
             ぴっぱらでも、先々週くらいから小屋の座敷を拡張して、そこを毎日の“食卓スペース”にしてみている。いままで食事も工作も料理も兼用になってしまっていたテーブル板に、食事の時間にはテーブルクロスを敷いてみた。あと、弁当袋とか、カバンとか、余分なものは机の上じゃなくて、膝元に置いてもらうように声をかけてみている。どれも普通なことだと思うけど、ぴっぱらだとわりと新鮮なかんじがして、おもしろい。ごはんの時は“大人”の居方とかも、いろいろと考える。こどもが食べている横で、着替えの手伝いや配膳などで動き回っている大人ばかりだと、食べてる側もきっと落ち着かないだろうな。上手く手分けしながら、こどもと腰を下ろして、いっしょにごはんの時間をゆっくりと愉しむことも、もっと心がけていきたい。他にも工夫できることはまだまだ隠れているはず。いろんな人とあれこれ話もしてみたいな。
          2. K母記
            頭や身体や心をめいっぱい使う
            初めてYと2人で遊んだ気がする。 最初はHが王様で、ママさんダンプの馬車をYと私が引き、あちこちの国を旅した。 迷路の国、メロンの国、斜めってる国、畑の国、うどんの国。H王様がいなくなると、次はYが戴冠したらしく、Y王様の誕生。ひたすらあちこちの国を旅をする、旅人王様になりました。世界も6週目くらいの時に、NとKの工事現場がコラボレイトし始め、突然Eも通行止めの交通整理の係の人になり参加。気持ちよく旅をしていたはずのY王様は、興が削がれたのか、ふいといなくなり、今度はKがママさんダンプ列車のお客になり、なNはアイスクリームとかき氷と西瓜職人、Eはアイスクリーム屋さん、駅弁屋さんになり、豚肉弁当、焼きそば弁当を売り始める。そこへかわごんが現れ、かわごんにみんなで焼きそば雪玉をぶつけ始め、束の間の雪合戦。そこからまた、かわごんママさんダンプ鉄道が始まり、それが人気アトラクションの様になり、どんどん人が集まってくる。
             本当にぴっぱらの遊びは生ライブ感が凄い。何が起きて何がどうなるの...か。落とし所があるのか無いのか。久しぶりに子ども達と遊ぶと、日頃使わない頭や身体や心をめいっぱい使う。めいっぱい使うと、なんだか疲れ方も心地よく、いつもより軽やかな自分にも気づく。
          3. R母記
            贅沢だ〜(´- `*)
            Rが、「今日は冒険したんだー!パレットヒルズ行って〜、奥の方のずーっと奥まで行ったのー!!」とキラキラした瞳で色んな報告してくれました(*^^*)
            スタッフには、「R 放心状態でストーブの前で固まってるわ‼」との報告を受け そこまでに遊びきったのは多分初めてで 嬉しかったなぁ。身体を思いっきり使って大自然満喫するなんて、贅沢だ〜(´- `*)
          4. 15122931_1079835638802118_3137430959376508800_o.jpg15203401_1079835565468792_4579590135726554024_n.jpgIMG_4521.jpgPB251773.jpgPB251775.jpgPB251777.jpgPB253122.jpgPB253126.jpgPB253128.jpgPB253131.jpgPB253133.jpgPB253137.jpgPB253145.jpgPB253148.jpgPB253159.jpgPB253160.jpg

          もう真冬です

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            今日のもりのようちえんぴっぱらの写真

            もう真冬です。

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            森のようちえんフォーラム全国交流会

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              11月4〜6日まで森のようちえん全国フォーラムにみんなで参加してきました。

              今日から大沼公園で行われている森のようちえん全国フォーラムに参加です。朝7時半に雪道の中出発して、6時間半かかり1時間の遅刻で到着です。夜のナイトセッションは、森のようちえんをやっている牧場が会場です。厩舎の中でのフリー分科会!「森のようちえん」という言葉で、こんなにワクワクし、集まって来る人達がいることは、ほんとに心強い限りです

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              稚内のてるちゃんの分科会に参加しました。前半はてるちゃんのやっている勇知自然学校の紹介。てるちゃんの自然学校は、縁もゆかりもない稚内の内陸部勇知というところに移りすみ、奥さんが養鶏をするところから始まりました。前に勇知を訪ねた時には、人が少ないことの悩みを聞いていました。が、来年の4月から念願だった自主保育を始めるということで、良かったなぁと思いながら聞いていました。後半は「子どもが輝くとは」ということで、ワークショップ形式で考えました。きっかけとして、自分が子どもの時にやった一番おもしろい遊びの絵を書いてみることになりました。私は、裏の雪山に入って、斜面を登っては、ゴロゴロ転げて落ちてくることを繰り返した遊びの絵を描きました。その後7人くらいのグループに分かれそれぞれの絵の発表と自己紹介、そして、その絵から浮かぶキーワードを出来る限りだして分類し、輝くことがなんなのか考えました

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              森のようちえん全国フォーラム。午前中は、私とりかこが30年前にその現場を離れた札幌トモエ幼稚園の実践報告の分科会でした。報告者は、20年前にトモエのスタッフになった大和君(写真後列真ん中)です。映像作家のお父さんが作ったというドローンで撮影したダイナミックとしかいいようのない営みと環境を懐かしくもあり、うらやましい想いもありでみていました。この場を支えてきた多くの人達とその年月に熱い想いがわいてきます。
              ぴっぱらの人達と行きたいとずっと思っていましたが、トモエでぴっぱらやらせてもらえればいいんだと思いつきました。
              果たしてどうなるのでしょう。ワクワクワクワク

               

              鳥取県智頭町の森のようちえんまるたんぼうの運営を担当している西村さんより、県による森のようちえん認証制度創設に至るまでの経緯の紹介を聞きました。そこで働く人達が、安心して生活でき、関わる親たちの森のようちえんとの壁が低くなるように、こういった動きは本当に大切とおもいます。現場で頑張る人と運営で頑張る人が必要なら、私は後者で頑張ろうとスッキリしました。

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              森のようちえん全国フォーラム。午前中は、私とりかこが30年前にその現場を離れた札幌トモエ幼稚園の実践報告の分科会でした。報告者は、20年前にトモエのスタッフになった大和君(写真後列真ん中)です。映像作家のお父さんが作ったというドローンで撮影したダイナミックとしかいいようのない営みと環境を懐かしくもあり、うらやましい想いもありでみていました。この場を支えてきた多くの人達とその年月に熱い想いがわいてきます。

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              ぴっぱら通信334から転載 ぴっぱらまつり

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                ぴっぱら通信334から転載 ぴっぱらまつり

                 

                つねじぃ記(Kのおじいちゃん)

                ぴっぱら仕込み

                 「孫のKを公園に連れて行った。「ぴっぱら仕込み〜」と言いながら遊具に飛びついて行った。当麻の「アスレチック」にKのお父さんと遊びに行った。危険と思われるステージで思わず、お父さんに「Kには無理だから手を貸してあげて」と言った。Kははっきりと言った。「勝手に決めつけないで!」その凜とした口調に「しまった。余計なことを」と後悔しつつ、高所の不安定なロープにしがみつくKの姿を頼もしく見つめていた。文化祭を見に行った。写真を撮りながら、子ども達と大人の行動を観察していた。すぐ観察する習性には困ったものだが、参加している大人は見事なまでに「ぴっぱら精神」が浸透していた。いや、浸透しているなんて失礼な話で、共通した考えの人たちが集まっている、というべきなのだろう。まさにKの言う「ぴっぱら仕込み」5歳の子が「決めつけないで」と発する環境なのだと再確認した。ギターを持った素敵な「じゅんき」が、小さな子たちの欲求を辛抱強く時間をかけて行動に結びつけていくその教育技術は見事なものだ。じゅんき・かわごん・めいの「ぴっぱら3人組」に初めて会った時の好印象は本物だった。「Kちゃん、静かな優しい曲を上手に演奏できたね」「おじいちゃん、あれデタラメなんだよ」「音楽ってデタラメが出発なんだよ。心に浮かんだ気持ちを音で表す。立派な音楽さ。だからKは音楽家」「ふう〜ん」。大勢の大人が花恵の前に並んで握手会に付き合ってくれている様子を見て「Kは何と幸せな子なんだ」と思った瞬間に私の心に何かが起きた。私にとって不運だったのは、あの広場に隠れるところが無かったことだ(※この後つねじぃは号泣した  ※ )。理香子さんから「かわごん」の結婚式の写真撮影を頼まれました。私はこの幸せな感謝の思いを結婚式にぶつけることにしました。「おめでとう」の気持ちをこめてシャッターを押す。出来上がった私の写真で感謝の気持ちを表します。お・め・で・と・う」

                 

                おとじろう記

                文化祭だったなぁ〜

                 その場の空気と思いつきで何かが始まるのがぴっぱら流。今回も、「えっ、再来週?」と驚きながら知らされた「ぴっぱらまつり」。せっかくなら参加したいと「動く金次郎ゲーム」をすることにしたのが、2日前。前日に「ふたりでなんかやろうか」とりかこに誘われ、当日の朝に『首ぐるぐるマジック』を思い出し、仕掛けを作り、りかこに「これやるよ」と説明したのは、本番の30分前。あわただしく出番を終え、「HとSのお笑いライブ」と、笑っているぴっぱらの人々を見ながら、つくづく思った。「やりたい」と思い「面白い」と思ったことをみんなの前でやっている彼らを、温かく楽しみながら見られる空気ってのは、ひとつの「文化」かもしれないなぁ。そして、ステージ準備で忙しく残念ながら見れなかった『売店』で起きていたいろんな物語にも同じ「文化」が流れていたのだろうなぁ。「文化祭をやりたい」というかえの言葉ではじまった「ぴっぱらまつり」は、まさしく「文化祭だったなぁ」と思いながら感激していたおとじろうでした

                 

                りかこ記

                蓄えてきた何か

                Nちゃんがちょこんと座り、一人で『ケーキ屋さん』の店番をしている。「Nちゃんお買い物しに行きたかったらりかさん店番しようか?」と言うと、しばらく考えて「じゃぁ、いってきま〜す」と出かけて行った。Sは、自分の作った『くじ引き屋さん』で一人店番をしている。くじを引いてハズレが出た私。こそっともう一回やっていいよと目でうながす。「いいの〜」と再度引くと、大当たり‼好みの景品をもらって終了。満足そうなSの顔に心がほっこり。Yはどんぐりを折り紙でくるんだ『あめやさん』の前に座っている。ところが、一生懸命作ったそのあめちゃんを手放したくなくなって、少しだけお店に出し、あとは袋に入ったそれをしっかり持ち歩いていた。見かねた母が「売り切れました」の看板を置いた。前の日に何人かで作った『クルミのクッキーとコーヒー屋さん』Mちゃんと作った『射的やさん』『足湯、手湯やさん』。ライブステージでは『HとSのお笑いステージ』オリジナルの曲を作り、何度かの練習の時にはふざけすぎで、当日どうなるかハラハラしていたが、アンコールも受けながらしっかり二人の世界を披露していた。Kとじゅんきの『花空ライブ』シーンと静まってみんなが聴いた。最後に握手会までやるとは、なんとも心憎いね。お昼ご飯の『カレー屋さん』『じゃぱチーズの焼きチーズ』『お汁粉屋さん』。お母さんたちが必要なところでやるべきことをやってくれている。こどもも大人も、一人一人がやりたいことをやって、全体が静かに流れている。誰かが特別に指示をしなくても、自分の意志で必要だと思うことをやっている。一人のこどもの「やりたい」から始まったこのお祭り。年長さん達と相談し、更にミーティングで小さい人達にも相談すると、じわーっと一人一人がやりたいことを形にしていった。そしてそれを面白がって手助けするお母さん達。毎日ぴっぱらが始まって三年、みんなでいろんな毎日を体験しながら、観て、感じて、その人なりに蓄えてきた何かが溢れ出てきたおまつりまでの日々。それはこれからのぴっぱらを支えてくれる大事な力になるんだろうな。

                 

                写真つねじぃ

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                ぴっぱら通信333号から転載

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                  ぴっぱら通信333号から転載

                   

                  お母さん記1

                  お手伝いに行かせてもらって、久々の幼ぴ。パレットヒルズにそり滑りに行く!って、一列に並ぶ子どもたち。けっこう急な坂なのに、あっという間に歩いて行って、みんなの体力すごいなって改めて思う。見学に来てたY君(3歳)、初めてのパレットヒルズ。 行きは「疲れた!」とお母さんにおんぶだったけど、帰りはお母さんが先に下のお子さんと帰ったので、私とKと3人でてくてく。足が疲れた素振りを見せつつ、大好きなミミズをそりに乗せ、ススキを持ったりしながら、1人で歩いて戻れた!「えっ?1人で歩いて来れたんですか⁉︎」おかあさんが、驚きながら嬉しそう。 頑張る姿、見守れてよかった。
                   お母さん記2
                  雨の中のお散歩、最後尾。 恐い話をしてほしいH。 進みたくない、というか、ぴっぱら小屋へ戻りたい、TとR。そんな三人との午前中。こんな雨でも、このゆったりとした時間が、とても心地よかった
                   おとじろう記
                  アーサーさんは来たとたんぴっぱら小屋に入り、気が付くと子供たちと話をし、抱き上げたり、肩車したりしながら遊んでいました。その後、昼ご飯を食べていると、あっという間に子ども達が集まり、みんなでワイワイ。Hが「おとじろうこわい話して」というので、「アーサーさんと話したいんだよね」というとHは、アーサーさんに「こわい話して」と言いました。すると、「こわい話かい。昨日の夜の話のほうがよっぽど怖いんだけどね」と笑っていました。すると、こども達は口々に「その話聞きたい」と言い出しました。どうなるだろうと見守っていると「あのね、原発が爆発して、恐ろしく危ない危険なものが全部出ちゃって、たまっていて、そこで危険な水がいっぱいできて海に流れ出ちゃってるんだ。それを止めるために、アイスをね、そうガリガリ君みたいなアイスを一杯入れて壁にしようとしたんだけど、アイスだから融けちゃうでしょ。だから、どんどんどんどん危ない水が流れ出ちゃってるんだ」と、一生懸命説明してくれました。その後も、こども達とアーサーさんとの会話ははずみ、「今度は絵本読みに来ないとだめだな」と言ってくれました。いい一日でした。
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                  山ブドウとコクワの実

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                    山ブドウとコクワの実

                    乳児ぴっぱら通信23号より転載

                    めい記

                    今回の乳ぴは山ブドウとコクワの実を食べに‼とはいえ、前回の所とはうって変わっての急斜面!おかまいなく進むりかこさんに続いてゆく子ども達。「簡単な道もあるよ〜」と心配する私にかまわず、みんなスタコラ行ってしまいました。残された私とIちゃん親子はゆるゆるとこくわ捜しをすることに。笹をかき分けてのコクワ採り。Iちゃんは自分より大きな笹をかき分けて進みます。始めは「ママ、ママ」と言ってましたが、いくつかコクワをほおばると、一人でズカズカと進んで行きました。母のAちゃんも枝をかき分け手を伸ばし「採れた!」と、まるで宝物を見つけたかのような声。満足して又笹をかき分けながら外へ出た時の解放感がなんともすがすがしかった。ちょうどその頃、急斜面組も帰ってきて、なんだかみんな充実感で一皮むけたようなすっきりした顔。野生の本能をくすぐられた一日でした。
                    自然の中に入った時のこの感覚が、私は大好きです。なんだか自分の内側から湧き出てくるような好奇心と集中力。いつもは先のことや何が正しいか等頭ばかり動いてしまいますが、この時ばかりは体が、心が勝手に踊り出す。きっと、子ども達の毎日はこんな感じなのでしょう。自分の直感で動いてゆく彼らには、大人が忘れがちな好奇心があり、そこへ向かう集中力を養っているように思います。子ども達には、なるべくストップをかけなくていい環境に連れ出し、そんな力を思う存分出し切ってほしい‼そして、私も自然の力を借りながら、自分の中にしまい込んだエネルギーを思い出してあげようと思いました。

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                      寒いですが、まだまだ秋をたのしんでます。

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