ていねいにどっしりと
乳ぴ通信18号 幼ぴ通信323号より転載
りかこ記
ていねいにどっしりと
...トマト、なす、きゅ うり、いんげん、ズッキーニ…。夏野菜が一気に食卓を飾るようになった。毎年のことながら、どう食べようか目の前の野菜たちを眺め、足早に過ぎる夏を満喫したい気持ちが沸き上がる。この一瞬が過ぎたら、冬への本格的準備が待っている。なんてはかない夏。薪ストーブになってから、冬がつらくなくなった。冬の間、どっしりとゆっくりと暮らしが楽しくなった。春になると、その分かけ足で、又夏の終わりが来ることが切なくなる。
子ども達との日々も、夏休みまではいつも序章のようで、これからが本番という心持ちになっている。ミーティングに出ないとか、片づけないとか、物を人に貸せないとか‥‥、できないことはいろいろあって、出来るときもあればできない時もある。そんな気の遠くなるような毎日を繰り返しながら、こども達の心の中には、確実に良いも悪いも全て入っている。そんなことを感じる夏休み明け最初の1週間でした。ていねいにどっしりと心と心を通わせ合いながら冬までの日々を重ねて行きたい。
写真は7月11日乳児ぴっぱら
- 2016.08.22 Monday
- もりのよちえん ぴっぱら
- 20:44
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